電子情報通信学会技術者倫理WGなど

(写真、アップしました。4/28)

松山では、電子情報通信学会のシンポジウム「技術者倫理に関する現状と今後の課題」(3月18日午後13時30分〜午後5時、工学部4号館2F、座長:電気通信大学三木哲也先生)を聴講し、翌日同学会技術者倫理WGに出席しました。シンポジウムでは、産総研、日本機会学会、電気学会、電子情報通信学会の倫理綱領や技術者倫理に対する対応について発表があったほか、大阪工業大学大阪大学における技術者養成コースの中での技術者倫理教育の実践について報告がありました。かなり内部事情にまで突っ込んだ詳しい報告があり、日本の技術者倫理の制度化(倫理綱領の策定、倫理委員会の設置など)と、剽窃や捏造などの研究者倫理にかかわる問題への対応など、実態がかなりよくわかるよいシンポジウムでした。



大会の看板です。


翌日のWGでは、このシンポジウムを踏まえて、今後の同学会の技術者倫理にかかわる制度化の議論をどのように進めるか、論点の列挙とブレインストーミングが行われました。こちらもたいへん実り多いものでした。


その後、バスの時間を待つ間、松山城に上ってきました。8合目まで上るロープウェイでの解説によると、連立式平山城と呼ばれるタイプのお城で、26年の歳月をかけて建造されたそうです。確かに敷地が広大で、石垣もすごく立派で壮観です。ロープウェイの係員や説明員の方々は、ほぼ「マドンナ」と「坊ちゃん」のスタイル。つまり、はかま姿です。なかなか凛々しい。リフトも平行して走っていて、リフトにのる「マドンナ」と「坊ちゃん」の集団は、結構シュールでした。



松山城の桜。満開でした。



5合目まで登るロープウェー。臆病な私は、リフトは避けました。



やはり5合目まで登るリフト。大量の坊ちゃんとマドンナに出会うとシュールです



松山城。24年の歳月をかけて築城。とはいえ、お城自体はもちろん近年再建されたもの。



松山名物の路面電車。坊ちゃん電車。